ソープランド摘発相次ぐ -埼玉-

2012年10月4日

埼玉県でソープランドの摘発事例が増加しています。摘発の理由は売春防止法違反とのことですが、何でまた今さら…

風俗の“王道”が消える? 相次ぐソープ店摘発の謎

かつて“ウラ風俗”のメッカといわれた埼玉・西川口のソープランド店が売春防止法違反で摘発された。ここ数年、埼玉県内では有名ソープ店3軒が摘発され、昨年は東京・吉原の老舗店も摘発を受けている。風俗の“王道”といわれるソープ店の摘発に、業界関係者は戦々恐々だ。ソープ業界と警察の間に、一体何が起きているのか。

埼玉県警生活環境1課と川口署は先月30日、売春防止法違反(場所提供業)の疑いで、西川口のソープランド「スウィートピーチ」経営、永島正浩容疑者(31)と、同店従業員、相馬久考容疑者(31)を逮捕した。2人は今年6月、女性従業員が売春する場所を50分1万5000円で提供した疑い。永島容疑者は容疑を認め、相馬容疑者は「中で何をやっていたかは知らない」と否認しているという。

埼玉県内では2007年2月、15年ぶりに西川口のソープ店が摘発され、その後、大宮の高級店、熊谷の老舗店も相次いで摘発された。東京都内でも昨年6月、創業50年の吉原の超有名店が摘発されている。こうした動きは数年前から全国的に続いており、関西屈指のソープ街の滋賀・雄琴でも07年12月に、人気店が家宅捜索を受け、店長とマネジャーが逮捕された。捜査関係者は次のように説明する。

「警察はこれまで、風俗営業禁止地域での風俗店摘発を優先してきましたが、それに一定のメドがついたため、ソープランドの取り締まり強化を始めました。合法店でも指定暴力団の資金源になっていることが多く、巨額脱税摘発の端緒となることもある。摘発は風俗担当の生活安全課と暴力団担当の組織犯罪対策課が連携しています。今後も、関連の法律をフルに使って、摘発を続けていきます」

よく「合法的にセックス出来る施設」と勘違いされている方もいらっしゃるソープランドですが、近年は売春防止法違反でも取り締まられてしまうんですね。

記事にもある2007年の摘発だったか忘れましたが、「ソープが売春防止法違反で摘発された」という情報は、仕事柄ソープランド関係者とあまりお付き合いがなかった私は対岸の火事程度にしか認識していませんでした。
ただ、その件を例に出し「風俗業なんてものは、真っ当に商売していても外的事情でアッサリ引っ張られる危険性がある」ということを店舗責任者の方にお伝えし、覚悟を新たにして頂くための良い事例とさせてもらっていました。

実際に摘発を受けた店舗が全く問題ない運営をしていたかは存じませんが、たいてい風俗店摘発の裏には、店舗が密集する地域で売り上げ的に「出る杭」となってしまったり、嬢の引き抜きトラブルだったり、裏側の勢力図の動きを発端にした適当なタレコミや、店に恨みを持ったまま退職した従業員が腹いせにチンコロするなどといった、何かしらの理由があるものです。

近隣店から恨みを買うような運営をしている場合、全く理由が無いとも言えませんが、たまたま見せしめとしての摘発といった憂き目に遭うケースもあります。
何十日にもわたる内偵を進めておいて、いざ乗り込んでみたらホコリも出ませんでしたでは警察も帰れませんからね。そんな時は理不尽といえど覚悟をしなければならないのかもしれません。

実際に営業している地域の有力者と懇意にされているお店は、やっぱり摘発されないものです。
ただそれは、単に現時点のお付き合い先のパワーバランスがたまたま自分に有利に向いているだけで、そのバランスが崩れれば、自分のお店は何一つ変わっていなかったとしても、今度は一転摘発候補に入れられてしまう場合もあるでしょう。

もちろん、その辺りに目端が利き、現時点で安全を買っているお店というのは、やっぱりバランス感覚や情報収集能力にも優れているので、どう転んでもうまくいくようお付き合いしている方もいるようですが。

難しい世の中ですね。