根絶が困難な売春街 -神奈川県-

2012年6月10日

いわゆる「ちょんの間」根絶と地域再生を目指す横浜の黄金町ですが、なかなか思い通りに進まないようです。

違法風俗店“復活” 再生へ道険し

かつての売春街、横浜市の黄金町地区。売春をさせる違法風俗店は平成17年の県警の浄化作戦以降、一掃されたはずだったが、昨年秋から風営法違反容疑で摘発される店が相次いでいる。横浜市は同地区を「芸術の街」として再生を目指しているが、長引く不況や土地・建物の複雑な権利関係などが影響し、アーティストらに賃貸する土地の借り上げが進まず、違法風俗店が復活するすきを与える結果となっている。

「一度甘い汁を吸ったら、なかなかその味が忘れられないのだろう」。同地区を管轄する伊勢佐木署幹部は、そう話す。

同署などは昨年10月、同地区にある5店舗を風営法違反(無許可営業)容疑などで摘発した。19年5月に風営法違反容疑で1店舗を摘発して以降、久しぶりだった。そして今月13日にも、初音町のスナック「もも」の経営者、王素霞容疑者(56)を売春防止法違反(周旋)と風営法違反(無許可営業)容疑で逮捕した。

「もも」は表向きはいたって普通のスナックだったが、王容疑者は常連客を相手に売春の斡旋(あっせん)を行っていた疑いが持たれている。

深夜でも多くの人が行きかっていたのが遠い昔のように、今の黄金町は閑散としていて、夜中ともなれば、たまに酔っ払いがウロウロしている程度です。

黄金町の再生物語は、いつかテレビなんかでも取り上げられたりしていました。
「芸術の街」に再生を図ることが正しい方向なのかはわかりませんが、なかなかうまく行かないようです。

伊勢佐木署の方は「一度吸った甘い汁を忘れられない」とおっしゃっていますが、実際は「今更そんな簡単に仕事も変えられない、他にやれることもない」という切実な状況があるような気がしてなりません。

地域を思えば仕方の無いことではありますが、長年続けていた商売がいよいよ立ち行かなくなった時の怖さを考えると、ゾッとせずにはいられません。