乱立する風俗店案内所の規制強化 -広島-

2012年9月24日

大都市の風俗関係者から見れば、ビックリするほどユルめな地方の無料案内所の規制条例ですが、広島で改正条例が6月1日に施行されるようです。

乱立に歯止め 県風俗案内所規制条例改正
来月施行売春あっせん営業停止も

華街で目立つようになった、風俗店の無料案内所の営業実態を明らかにし、違法な行為を行った場合は営業停止を命じられるようにする県風俗案内所規制条例の改正条例が、6月1日に施行される。売春のあっせんを行うなど案内所の関係者による違法行為が相次いだのがきっかけだ。

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県内60店の案内所のうち、55店が集中する広島市中区の流川・薬研堀地区では、黄色や赤色の原色を多く使った、案内所の派手な看板が目立つ。2006年6月に、県迷惑防止条例が改正され、路上での客引き行為が禁止されて以降、特に増えたという。

中区の会社員男性(28)は「希望に合った店を紹介してくれるので、よく利用する」と話した。一方、南区の主婦(36)は「どれもいかがわしい雰囲気で、子どもや家族と歩きづらい」と言った。

県警は昨年以降、売春のあっせんをしたとして、売春防止法違反などで案内所6店を摘発。案内所の従業員が路上で客引きして摘発されたケースも2件あった。

案内所は、飲食店などに客を紹介し、店側から紹介料を受け取るほか、飲食店が自ら設置している例もあるという。地区内で案内所を経営する男性(34)は「客は減る一方なのに、案内所は増えた。経営が苦しいので違法行為に走る店も出てくる」と話す。

現行の県風俗案内所規制条例は2006年6月に施行。案内所開設の届け出を義務付け、午前0時以降の営業や女性の裸の写真を店外から見える場所に掲示することを禁じている。

しかし、店員の名簿などは不要だったため、違法行為をした案内所店員がいても、案内所を取り締まることが困難だったという。

10年前と今とでは業界を取り巻く環境が大きく変わり、各所で風俗産業の規制は厳しくなる一方ですから、今やなりふり構っていられない業界関係者も多いです。

客引きがダメなら案内所、と「やれることはとりあえずやっとく」というノリの新規参入も増えていたようで、そうなれば売春あっせんなどの無茶をやる案内所も出てくるわけで、当然の規制強化となりました。

個人的には罰則の条項が弱い気がしなくはないですが…案内所に限らず、「競争激化」⇒「無茶をやる店が出現」⇒「規制強化」⇒「淘汰」は摂理とも言える流れですから、適正な数と適正な営業が行われるようになればいいですね。