新橋のマッサージ中華街 -東京-

2012年7月8日

あんまり風俗とは関係がないかもしれませんが、地元と業界の在りようの一例として取り上げてみました。

2階はマッサージ中華街/ニュー新橋ビル

JR新橋駅前にある格子の外壁の「ニュー新橋ビル」に、中国系のマッサージの店が続々出店している。さながら「マッサージの中華街」だ。しかし、客の呼び込み競争も激しく、周辺の飲食店などから苦情が相次いでおり、同ビルでは互いに納得できるルールづくりを模索している。

夜7時。同ビルの2階に上がると、「おにいさん、いかがですか」と、中国語なまりの女性たちが次々に声をかけてくる。

「60分、5千円」の看板を掲げた店では、10坪ほどの部屋でベッド4台がカーテンで仕切られていた。「首が硬いね」と言って、20代の女性がもみ始めた。中国東北部の長春出身。週6日、朝10時から夜11時まで働き、自分の売り上げの半分が給料という。

マッサージ店が増えたのは10年前から。以前は数店だけだったが、中国人が開いた店が成功すると、同郷の仲間が次々と開業。現在、中国系だけでも、23店にまで増えた。

背景には、ビル開業から約40年が過ぎ、分譲で各店を所有するオーナーの高齢化と後継者難がある。同ビル内の不動産会社によると、オーナーが貸したくても、不況で、月に30万円ほどの賃料を払うのは、大半が中国人という。

その一人、「珍雲堂」など2店を営む楊珍雲さん(53)は「横浜の中華街で色々な料理が楽しめるように、集中して出店した方がいい」と話す。16年前に日本人の夫と来日。横浜の繁華街で開業したが、風俗店と間違われることもあり、「駅前ビルなら安心してもらえる」と移転した。

問題は、「過剰な呼び込み」だ。長年、洋服店を営む辺見勲一さん(68)は「他店の中で客引きをする女性もいて、買い物客が困っている」。ある飲食店主は「共同トイレに立った客が呼び込まれたこともある。客引きは禁止すべきだ」と訴える。

これがいわゆる性風俗店だったら袋叩きにあうところですが、健全なマッサージ店の話です。

地元ビルの商店連合会会長さんは「文化の違いなどで、摩擦が起こるのは仕方がない。話し合いを深め、全店が納得できるルールを作りたい」とお話されているそうです。

建設的に双方が納得する形での決着を模索している姿勢が見えて好感が持てました。
「迷惑だから排除」の考えに立ってばかりだと、ビルオーナーや地元飲食店など他業種が受けている恩恵を奪うことにもなりかねないということを、ここの連合会会長さんは認識されているように感じました。

性風俗叩きを行う前に、こういう姿勢がもう少しあれば、性風俗一斉撲滅の後にゴーストタウン化一直線になっているような事例も少しは減るんじゃないのかなぁ、と。

各地域で性風俗叩きはどんどん進んでいく一方でしょうし、盲目的に規制ばかりを考えている地域責任者の方には、是非とも慎重さと配慮を持ってもらいたいと思います。

まあここの客引きに関しては愛宕署の立ち入りでも問題がなかったそうなので、あまり批判ばかりもできないのかもしれません。
個人的には、マッサージだろうとソープだろうとカラオケだろうと飲み屋チェーンだろうと、不要だし迷惑なので勘弁して欲しいですが。