無免許無線利用の客引きを電波法違反で逮捕 摘発情報も共有 -大阪-

警察と客引きの戦いが続く大阪・ミナミで、仲間との連絡用に無許可の携帯型無線局を開設したとして、飲食店の客引きらが逮捕されました。
変わった罪で引っ張るものだと思いきや、けっこうあちこちに迷惑をかけていたようです。

無免許無線で客引き容疑 警察の摘発状況も交信 私立大生ら2人逮捕

大阪府警南署は23日までに、無免許で無線交信をして飲食店の客引き行為に悪用したとして、電波法違反(不法開設)の疑いで、大阪府東大阪市、私立大4年進藤章容疑者(22)ら2人を現行犯逮捕した。

南署によると、進藤容疑者らは携帯型無線機を使って、客引きグループ内で交信。客の案内のほか、警察の摘発状況などの情報共有をしていた。

総務省近畿総合通信局によると、グループはアマチュア無線機や、国内では使用できない規格の外国製無線機を使っていた。

逮捕容疑は22日午後10時ごろ、大阪市中央区道頓堀で、総務相の免許を受けずに違法な無線局を開設した疑い。進藤容疑者は「免許が要るとは知らなかった」と供述している。

インカム型の携帯型無線機を使い、客引き同士やお店との連絡用に利用されており、1対1となる携帯電話のやり取りよりも、一斉連絡が出来る無線が便利なため、無許可開設が横行していたようです。

その分各地で苦情が出ており、常時無線を利用するタクシーの運転手さんや、都市部のアマチュア無線でよく利用される430MHz帯でも、この手の情報を拾うことが多かったようで、一般の方も迷惑していたようです。

唯一名前が報道されている進藤容疑者が無線局開設の主犯とみられているのでしょうか。
免許が必要だとは知らなかったと供述しているようですが、「業務にはコレを使え」と言われているだけの下っ端であればともかく、開設するだけの知識があれば、それもなかなか通りそうにないですね。

引用元の記事では2名逮捕となっていますが、先ごろ出た総務省の報道資料では、被疑者5名となっていました。
総務省 報道資料

今年も残り2ヶ月と少しになり、そろそろ客引きの活動が激化することが予測されます。
これからも、ガンガン摘発が進んでくれればと思います。