「売春は認めざるを得ない」デリヘル経営者ら逮捕 -埼玉-

また売春容疑ですが、西川口のデリヘル経営者らが逮捕されました。
経営者いわく「売春は認めざるを得ない」とのことです。

売春をあっせん 容疑で西川口のデリヘル経営者ら逮捕 埼玉

売春を斡旋(あっせん)したとして、埼玉県警生活環境1課と川口署は28日、売春防止法違反の疑いで埼玉県川口市西川口の風俗店「西川口デリヘル」の経営者、生方(うぶかた)雅人容疑者(32)=川口市芝中田=と、同店従業員、石渡潔容疑者(53)=草加市金明町=を逮捕した。

生活環境1課によると、生方容疑者は「従業員の女性が売春をしていたということは認めざるを得ない」と供述、石渡容疑者は「知らなかった」と容疑を否認している。

同課の調べでは、両容疑者は27日、従業員の女性(28)を男性客に紹介し、川口市のホテルに派遣して売春を斡旋し、5月11日と6月15日にも同様に女性従業員を男性客に引き合わせ、売春を斡旋した疑いが持たれている。

同課によると、同店は1カ月に約700万円の売り上げがあったとみられ、同課で経営の実態を調べる。

容疑者の供述について「容疑を認めている」といった表現をよく見かけますが、わざわざ「売春は認めざるを得ない」という言い方で報じているのは、何か理由があるんでしょうかね。
管理売春の疑いで捕まったのにちょっとスカしたような言い回しをしているところが個人的に少しツボだったのですが、記者の方も近いものを感じたのでしょうか。

お店は比較的新しいようですが、公式サイトでは堂々と「当店推奨のラブホテルなら24時間365日ホテル代が無料!!」と謳っています。
こういったサービスは、ホテル代が一緒になった「コミコミプラン」などもあわせ、わりと多くのデリヘルで頻繁に見かける表記ですが、サービス提供場所を指定していると取られかねないグレーな表現です。

今回の摘発は売春防止法違反容疑ですが、「デリヘルでの届出でラブホテルと提携して実質的な店舗型ヘルスを営んでいる」とされ、風営法違反容疑の摘発を受ける可能性もあります。
まあ謳い文句自体が問題になることはそうそうありませんが、わざわざ無駄にスキを見せるような行動は控えたいものです。
逮捕されたあとで、いくら「ほかのお店もやっている」と主張したところであとの祭りですからね。

ただ、ホテル代が安く済むというのはデリヘルのお客さんにとって大きなメリットですし、実際に反応率は良いですから悩ましいです。
地域で「そういったプランを用意することが当たり前」となっているなら、やはり競合他店に遅れはとりたくないでしょうし、ガンガン謳いたい気持ちはよくわかります。
本当に提携して実質的な店舗型風俗店を営んでいるなら論外ですが、この辺の表記はあくまで自己責任で、といったところでしょうか。

あとは、クレジットカードの手数料についても無料を謳っていますが、これは以前にも取り上げたとおり規約上は無料が当たり前になっています。
風営法とは関係ありませんし、クレジットカード手数料により逮捕されるなどというファンタスティックなことはそうそうありませんが、表記の方法によってはいらぬトラブルを招く原因にもなりかねない(15% → 無料!などと表記すると、普段15%の手数料を徴収している自白と同義になったり)ですから、無駄にエサを撒いてツッコミ待ちする必要はありません。

「西川口デリヘル」は月700万円を売り上げていたそうですから、地域でも目立っていたことでしょう。もしかしたら競合他店のやっかみによる密告が事の発端だったのかもしれません。
万が一そうなった時のことを考えると、やはり遵法営業することが一番の対策だったりするんですよね。