風俗嬢にモテるのは簡単?

大阪でデリヘル嬢と常連客が死亡した事件に絡み、風俗嬢と客の恋愛について取り上げた記事がありました。
ウーン、私が感じているイメージとは随分違うような気がします…。

風俗嬢と客の恋愛事情

先週、大阪市の文化住宅で男女が死亡した事件にはビックリさせられた。58歳の男性の部屋で40歳のデリヘル嬢が首を絞められて死亡。男性は首を吊っていた。室内に争った形跡がなく、男性が馴染み客だったことから、警察は心中とみて捜査を続けている。

風俗嬢と客が深い仲に発展するのはそれほど珍しいことではない。かつては人気作家がソープ嬢と結婚して世間の注目を浴びたこともあった。フリーライターの神村雪雄氏が言う。
「風俗嬢が客と結婚するケースは我々の想像以上に多いのです。もともと風俗嬢は恋人がいない人が多く、常に出会いを求めている。でも客の大半は“カネを払ってるんだぞ”と横柄な態度だから好きになれない。そんなとき礼儀正しく、“痛くない?”などと気遣いながら体を愛撫する男性に出会うと恋愛感情を抱くのです。連続して指名しているうちに、フェラ禁止のエステ嬢がフェラしたり、本番禁止のデリヘル嬢が本番させてくれて、やがて“店外で会いたい”と言い出す。とくにモテるのはキスを優しく、かつ濃厚にする男性です」

相手の身の上話に涙を流したり、プレー後に「寝てていいよ」と言って延長してくれる客もモテモテだ。
忘れてならないのは彼女たちが恋愛OKのサインを発信していること。
「風俗嬢はなかなか携帯のメアドを教えてくれないもの。メアドをゲットしたら店外デートOKのサインです。“ここが気持ちいいから、なでて”などとおねだりするパターンも同じ。初回に比べて格段に感じるようになるのも情が深まった兆候です。遠慮せず、“外で会おう”と誘ってください」(フリーライターの梶山カズオ氏)

ちなみに風俗嬢は仕事で疲れているので、激しいセックスをする必要はない。普通サイズのペニスで、優しくセックスをすれば十分。精力絶倫じゃなくてもいいのだ。よかった!

この記事自体の目的とするところが「だからみんな風俗行こうぜ!」という業界側の目線なのか、「うまくやれば店外でタダ食いできるぜ!」というご法度客側の目線なのか(おそらく後者でしょうが)、いずれにしても店関係者にとっては、

 ・そんなワケあるか
 ・けしかけてんじゃねぇ鬱陶しい

くらいの感覚が多数派ではないかと思いますが、どうでしょうか。

「風俗嬢」とひと括りにしても、それこそ現役だけで何万、何十万人が存在するわけですから、一概に「こんな嬢いないわ」とは言えませんが、私個人の感覚としては、記事にあるような風俗嬢は、まあ少数派であるということに間違いないと思います。

普通の嬢は、そこらのOLと比べても、仕事とプライベートの一線をキッチリ引いている方が多いように見受けます。仕事が仕事ですから尚更です。

OLと風俗には大きな違いがあって、一般のOL仕事に従事する女性は、恋愛なり仕事のやりがいなり社会勉強なり、給料以外の目的も持ちながら仕事をしていることが大半ですが、風俗の場合は、99.9%以上の嬢にとって目的が「カネ、それのみ」です。なので自然と私情を挟まないようになります(個人的にはこの辺りが嬢に対し感じる業界慣れというかスレにつながっているとも思います)。
店外に誘うとしても、店の取り分もあわよくば自分のものにという「カネ」目的だったり。

ごく稀に「天職です」と言ってはばからず、周りから見ても「天職だな」と思うケースはあります。
あとは、いわゆるメンヘラさんの気がある人は、想像のつかないことをやらかすこともありますが、まあ普通は風俗嬢と同じ稼ぎが見込めるノンアダルトな勤め先があれば、みなそちらで働きたいわけです。

よく、自分の夫や彼氏の風俗通いを許せるか?といったアンケート結果を見かけますが、自分のパートナーに対して「風俗通いはNG」と考える人はいまだに多く、その時点で客というのは結構なビハインドを負っています。
もちろん純粋に客としてお越しいただくことにアレコレ言うなら、そんな嬢は論外ですが、彼女探しに風俗通いしている客は、それはそれで論外と考えている嬢が多いということですね。

仮に嬢が「付き合うとか論外」と考えていても、そこはプロの接客業ですから、言い寄られても邪険にはしません。というよりプロほど期待を持たせつつ上手にかわす術を持っていたりするので、中には勘違いする客もいますし、こればかりは方法に正解がありませんから、仕事としての難しさだと思います。

まあそんなことを書き連ねなくとも、普通に仕事をしている状況に当てはめてみれば、仕事を通してだから話もするし愛想も良くするが、こんなやつとプライベートで仲良くする気は起きないな、という人がいた事、いる事があればわかりやすいと思います。

最近は、新聞紙上やテレビのニュースで取り上げられない事件を知る機会がなかった昔と違い、些細な出来事でもネットを介して知ることが出来るようになりました。
過去の事件も比較的簡単に調べることが可能になり、風俗を仕事にすることの怖さを啓蒙するにあたっては便利になったものです。

そうした店側の努力や、女性が接客として気を使っている難しい部分を斟酌せずに、ただただ面白おかしく客をけしかけるだけが目的の記事であるとすれば、残念なことです。