ミテコって?18歳未満の風俗嬢が出来るまで

13歳の女子中学生がソープランドで働いていたという衝撃の事件以降、18歳未満の風俗店勤務に触れた記事が増えたような気がしています。
そうした違法行為を助けるために身分証明書を偽造する業者のお話です。

風俗嬢低年齢化に加担する“偽造屋”

先月、神戸・福原のソープランドで13歳の女子中学生を働かせたとして、経営者の男(44)が逮捕された。この少女は知人の20代女性の身分証を借り面接をパスしていたが、最近はより巧妙な手を使い、高校生や中学生が風俗店の面接を突破するという。偽造事情に詳しい風俗ジャーナリスト・青山照彦氏は言う。

「ここ数年、偽造屋に依頼して身分証を作り、デリヘルで働く少女が増えています。偽造屋は少女たち向けに『未成年でも大丈夫! 風俗への就職をお手伝いします』などとネット掲示板で宣伝をしている。彼らは偽造と同時に面接の心得なども教えていて、『干支を聞かれる場合もあるから、なりすます年齢の干支は必ず覚えておけ』と、詳細なアドバイスまでしています」

いったい偽造屋は、どんなニセの身分証を作るのだろうか。
「顔写真がいらない、健康保険証の偽造が最も簡単です。本物をそのままスキャンすると、コピーの文字が現れる保険証が多いのですが、その部分を特殊な方法で修正する方法が確立している。値段の相場は健康保険証が10万円。学生証を提示すれば分割払いが可能です。偽造免許証を作っている業者もわずかに存在しますが、技術的に手間がかかるので、こちらは20万円。どちらも風俗で働けば、すぐに返せる金額でしょう」(青山氏)

ある元風俗嬢は、17歳から1年間、偽造保険証を使って入店し、月収35万円を稼いでいたという。店側も対処する気はあるのか? と思ってしまうが…。
「こっちも捕まるのは怖いからナーバスになっていますよ。偽造保険証に対抗するため、卒業アルバムを持って来させて確認していたけど、今はアルバムを精巧に偽造する業者まで出てきたから、もうお手上げです」(新宿のデリヘル経営者)

風俗嬢の低年齢化は進みそうだ。

私が活動をしている周りでは正直なところあまり馴染みのない「ミテコ」という言葉ですが、風俗業界における俗語で「身分証明書を提示できない娘(つまり18歳未満の娘)」の略とされています。

自分が18歳未満で風俗関係の働き口を探している場合、そのまま掲示板などに「18歳未満ですが雇ってください」と書き込むわけにもいかない、ということでしょうが、色々と略語を考えますね。
ちなみに私はトシのせいか、こうした短絡的な略語を仲間内以外で堂々と使う文化には、どうしても馴染めずにいます…

記事にあるような本人確認書類+卒業アルバムなどの合わせ技は私もお願いすることがありましたけれど、実際に卒業アルバムを持ってきてもらえるケースは少なかったです。
私の力不足もありましょうが、そこまで要求せずにすんなり入店させてしまうお店が近くにあれば、そっちに流れてしまうということもあるため悩ましかったです。

それでも自分が逮捕されるリスクを天秤にかけると、やはり慎重に行かざるを得ませんでした。
ええ、チキンと笑わば笑えです。

卒業アルバムが難しい時は、履歴書の内容からカマをかけるなどもしていました。
「ああ、○○高校卒業してるんだ、たぶん同い年のコがウチにもいるよ~」なんて話してみると様子がおかしくなる娘とか。
でも結局明確な確認ではないので、参考程度にしかなりませんからね。

そういった本人確認書類すら信用出来ないとなったら、たしかにお手上げです。

性風俗界隈の話であれば、正式に届出をしている性風俗店が摘発される場合、ほとんどが18歳未満を雇ったことによるものと思われます。
違反事例を見た場合、年少者使用よりも禁止区域営業や無許可営業の方が検挙数は多いですが、これはそもそもが違法風俗店なので、といったところです。

近年でまともな性風俗の新規開業をする場合、ほぼデリヘル一択になりますが、風俗業界初参入の方からよく「本番でパクられないですか?」という質問を受けます。
それはもう皆さんもれなくと言ってもいいくらい質問されるので、相当不安に思っている方が多いようです。

これについては、継続的な管理売春などよっぽどのことをして売防法で引っ張られる、などでなければ、本番でパクられるお店はほぼありません。
もちろん本番禁止の徹底などお店の体制やポリシーをしっかり持っておくことが前提で、売春の周旋を疑われないように隅々まで気を配るなど対応策をとっていることが望ましいですが、原則としてお客さんと女性従業員の2人だけの密室でサービス提供されるので、検挙する側としては売春が行われた証拠を押さえることが困難であり、検挙自体が難しいんですね。

実際の摘発事例数は売春の周旋などの方が多いのですが、まともなデリヘル業者のパクられ事情としては、本番でパクられるよりも、18歳未満を入店させたことによる逮捕が圧倒的に多いようです。

一旦発覚すれば、在籍期間があるお店全てに対し過去にさかのぼっての芋づる検挙も可能な違反ですから、半端な考えで入店させても泣きをみるだけです。
それこそ、例えば組織力を活かすなどで、働いてはいけない期間の記録が抹消出来るくらい囲い切る自信があるなら良いのかもしれませんが、実際に摘発されたお店でも、自分が捕まるなど思ってもいなかった人というのは結構多いものです。

当サイトで繰り返し述べてきていることですが、女性の年齢確認だけは、神経質になり過ぎるくらいで丁度良いと思います。
若くて可愛い娘が来たらどうしたって入店させたい。それは痛いほどわかるのですが、危ないと感じたら、その直感を信じてグッと堪える勇気も必要だと思います。取り返しがつきませんから。

気をつけたいですね。