違法風俗御用達ビルの悪質オーナー公表 -東京-

個室マッサージ店が禁止地域営業容疑で摘発された事件で、ビルオーナーが繰り返し違法性風俗店を入居させていたとして、警視庁のサイトなどで公表されたそうです。

違法風俗店入居のビルオーナーを公表 警視庁、東京都内で初

風俗店営業が禁止された区域にもかかわらず、店に場所を貸したとして、東京都公安委員会は20日、都ぼったくり防止条例に基づき、警視庁のホームページなどで、豊島区北大塚の個室マッサージ店「ハンター」が入るビルオーナー会社「三貴丸総業」と高野桃子代表の名前などを公表した。同課によると、平成18年4月の同条例施行以降、場所を提供したビルオーナーが公表されたのは初めて。

また、同課は禁止区域にある三貴丸総業のビルで、風俗営業した同区池袋、ハンター経営、石川幸雄容疑者(36)ら2人を風営法違反容疑で逮捕した。同課によると、2人は容疑を認めているという。

同課によると、同店は今年3月に営業開始。同条例では、公安委員会の勧告に従わない場所提供者は名前などを公表され、行政命令を出すことが可能。命令に違反した場合、刑事罰が科される。三貴丸創業は、公安委員会から場所提供をやめるように勧告を受けていたが、繰り返し風俗店に場所を貸していた。

禁止地域での場所提供をやめるよう繰り返し勧告を受けたにもかかわらず、言うことを聞かないので「いい加減にしろ」となったようです。
内容の詳細は警視庁サイトのこちらなどで公表されています。

違法店への場所提供が一発アウトになってしまえば、ことは違法店だけでなく、まっとうな営業を目指すデリヘル店が承諾物件に入居することをより困難にするでしょうからご勘弁願いたいものですが、こうした名前などの公表は都内で初めてだそうですから、けっこう寛大なんだなとすら思ってしまいます。

まあひと言に「繰り返し性風俗店を入居させていた」と言っても、違法風俗店の摘発事例や寄せられる匿名の情報提供などが積み重なって、それに対して裏付けを取って初めて「いい加減にしろ」となるわけで、どうしても時間がかかってしまうのでしょう。

こうしたビルの存在は主に、ハナから違法風俗店の運営を考えている方たちか、実際にそのビルのお店で遊んだ風俗ユーザーにしかなかなか広まらない情報です。
風俗業界にいてもなかなかクライアントになり得ませんし、あのビルはそんなのばかり「らしい」とか、代理店や営業マンからの噂レベルでしか知り得ません。知って得も無いですしね。

そういった噂程度の常習犯ビルは都内にいくらでも存在するようですし、入居しているお店の従業員たちも、有事の際の対応はある程度心得ておりフットワークが軽い方々が多いみたいです。本当に危険な場合はしばらく営業をストップしてみたり。

「公表が嫌だから違法風俗店には貸しません」というオーナーさんと上記の常習犯ビルオーナーさんでは、そもそも性質が全く異なる方々でしょうし、今回の公表で都内の違法店事情がどの程度バタつくかというのは、正直微妙なところかもしれません。

やはり、ニュースを聞きかじってネガティブな心象を受けたマトモなビルオーナーさんが、マトモなお店に貸し出していたデリヘル向けの家主承諾物件をデリヘルNG物件にしてしまうような、余計な動きが生まれないかが一番心配ですね。