移り行く名古屋風俗事情 -愛知-

2013年3月22日

名古屋風俗を取材したライターさんの、回想のような記事です。
私も久々に名古屋に行きたくなってきました。

名古屋出会いカフェに生息する謎の常連オヤジ

今から7年ほど前、当時の名古屋の風俗は狂っていたとしか思えない状況であった。分厚い風俗専門誌を開くと、そこには『当店はサービスを追求した結果、西川口流になりました』と、堂々と“本番”を匂わせる文言が載っていたのである。地元名古屋のライターに聞いた。

「当時はいわゆる本ヘル(違法に本番ができるヘルス)全盛。特定の風俗グループは、風俗誌に堂々と本番を匂わせる広告を出してました。その後、さすがに摘発されたものの、今度は非本番系のキャンパスパブと呼ばれるピンサロが雨後のタケノコのようにでき、それも摘発されると今度は風俗マンションや出会いカフェなどが隆盛を極めていったのです」

出会いカフェは名古屋発祥ではないものの、女子高生が来店できるなど、他地域では考えられないことが横行し、名古屋と言えば出会いカフェとまで言われるようになったのである。

この出会いカフェ、できた当初はかなりオイシイ思いもできたというが、今ではなかなかオイシイ思いはできないようだ。取材の際、軽く潜入してみたのであるが、驚いたことに2年前に行った時にいた常連オヤジがまだいたのである。そのオヤジは初顔の我々を見つけると、隣に立ってつぶやくように解説を始めたのである。

「あの女は俺らぁみたいな年寄りはあかんけど、若い男なら2(万円)でやれるな。あっちのはメシばっかで、絶対にやらせてくれんわ。あの奥の女は勘違いしとるな。逆側の太めの女は美人局やっとるらしいで、気をつけたほうがええわ」

などと誰に言うともない口調でマジックミラー越しに女の説明をしていくのである。お前はいったい何者なんだ……と思ったものので、面白そうなので突っ込んで話を聞き始めると、妙にこちらを警戒し始めて無視されてしまった。

原稿を書いていたら、また名古屋に帰りたくなってしまった。

菱当代のお膝元ということもあってか、全国に先駆けて様々な締め付けが行われているイメージもある近年の名古屋ですが、数年前までは確かに本番店が多かったかもしれません。

摘発の厳格化が今ほどではなかったという時代背景もありましょうが、ともかくデリヘルなどは人妻店であれば9割方(体感10割…?)が、在籍女性に対する本番禁止の啓蒙がイマイチ足りていないお店(回りくどいですね)だったのではないでしょうか。

ハコであっても、記事のように「西川口流」などと宣言してしまえば目もつけられようものですが、受付スタッフが「スペシャルコースです」などと言って紹介し、詳しく聞くと「スペシャルなサービスです」の一点張りで、一生懸命「察しろ」的セールストークを繰り広げているお店は、実は結構な数が存在していました。

摘発で数が減ったのはむしろ当たり前でしょうが、純粋な興味だけで「風俗業界をウォッチする」とした場合、風俗店も、風俗店を扱うサイトも、首都圏よりも東海・近畿の方が柔軟でアグレッシブで面白いと思います。

私は生まれも育ちも関東なので、隣の芝生が青く見えるだけかもしれませんが、例えば近畿でいえばWebカメラを使ったチャットで待機室とつながるなどというスタイルは、良し悪しはともかく関東では下地すら整っていません。

記事にあるように、名古屋の性風俗に関するバイタリティも目を見張るものがあります。
情報サイトでも求人サイトでも、それぞれ全国へと大きく発展したところがあり、次は何のムーブメントが起こるのか、いや起こすのか、大いに期待したいところです。

個人的には、近年はクライアントが首都圏中心となり、やや離れがちになってしまっているので、久々に余暇を使ってでも訪れてみたくなりました。