ススキノのスカウト行為2年ぶり逮捕 -北海道-

2011年8月10日

私服巡回中の女性警察官に声をかけてしまったスカウトが現行犯逮捕されました。
ススキノでのスカウトに絡む条例違反容疑での逮捕は2年ぶりだそうですが、ここにきてスカウトの活動に関する声が多く寄せられるようになっているそうです。

ススキノ条例違反:「カラス族」復活の兆し? スカウト行為で2年ぶり逮捕 /北海道

札幌市の繁華街で女性警官に声をかけ風俗営業の勧誘をしたとして、札幌中央署は3日夕、同市清田区の風俗店従業員の男(23)をススキノ条例違反(スカウト行為)容疑で逮捕した。条例が禁じるスカウト行為の逮捕は2年ぶり。05年の条例施行後に「カラス族」と呼ばれる黒服のスカウトはほぼ姿を消したが、最近になって再び道警にスカウト行為の目撃情報が寄せられており、道警はカラス族復活の兆しの可能性もあるとみている。

容疑は3日午後5時45分ごろ、スカウト行為が禁止されている札幌市中央区南2西3の狸小路で、私服巡回中の女性警官に「ニュークラブのスカウトですけど、夜の仕事に興味ありませんか」と話しかけ風俗営業の勧誘をしたとしている。その場で現行犯逮捕され、容疑を認めている。

同条例はススキノ地区などで風俗店の客引きやスカウトの苦情が後を絶たないことを受け05年12月に施行された市条例。風俗店のスカウト行為は50万円以下の罰金が科される。

施行後は約130人いたとされるカラス族が激減し、09年7月以降は条例違反で摘発されるケースは途絶えた。ナンパを装って女性の連絡先を聞き出したり、出会い系サイトを利用するなどスカウト行為が多様化している影響もあるとみられる。

道警保安課によると黒服姿のスカウトはほぼ「絶滅」したが、なおススキノ周辺に数グループのスカウト集団が存在するという。同課は「禁止区域で風俗店のスカウトをするのは明確な違法行為。見かけたら警察に連絡、相談してほしい」と呼びかけている。

全国的に規制が強化されたスカウト行為ですが、結果としてより地下にもぐられてしまった感は否めません。
さらにSNSを舞台にするなど、路上から離れたスカウト活動が活発化してしまった側面もあるかもしれません。

ですが、SNSなんかは規制の有無に関わらず活用する人間は活用しますし、そもそも路上での露骨で邪魔くさい声かけが無くなっている分、多少はマシと言えるかもしれませんね。

あくまで性風俗店において、しかも外部からの視点ですが、スカウト行為の規制が進んだ結果としてスカウトマン自体が大きく減ったかというと、そういった印象はあまり感じません。
むしろ、世間の風潮として下半身事情に対するモラルの低下があり、風俗業界への参入障壁が低くなったことにより女の子自らがお店の門を叩きやすくなり、結果としてスカウトが拾うパイが減ってしまったことが大きいような気がします。
時期にもよりますが、それなりの風俗店グループであれば、どんなに動きが悪い月でもグループ入店者数が3桁を下回らないところが多いですし、単店で毎月新規で何十人という女性を回しているところもザラにあります。

一言でスカウトといってもその紹介先はまちまちでしょうが、性風俗店に限ってみれば、スカウトとのつながりがあるお店が減ったかといえば、これもそんな印象はなく。
聞いた話では、特に若い娘のお店などではスカウトに依存しなければ他店に食われてしまうという恐れを持っているところは多いですし、当然のように自社やグループでスカウトと同等の求人が可能なためアウトソーシングの必要すらないところもあります。

スカウトとの連携による効果は良し悪しだと思いますが、スカウトへの完全な依存体制が確立してしまうと、お店、というより店舗運営スタッフの求人力は明確に低下しますし、自らの努力無く次の子が入店してくる為、女の子1人1人に対するケアもレベルが下がりがちです。
何よりお店としての利益率が下がります。もちろんスカウトばかりが原因でもありませんが、女性求人を完全にアウトソーシングでまかなっているお店の場合、結構賑わっているように見えても「風俗をやっている甲斐が無いのでは?」というくらい利益率が低くなってしまっているお店もあるようです。

どんどん話が逸れましたが、立ち上げ初期の段階で軌道に乗せる為の投資としては、有効で高い効果を発揮するケースもあるようです。いずれにしても諸刃の剣ということですね。

もちろん禁止されている地域では絶対NGなのは言うまでもありません。