吉原診療所経営者 1億5千万円滞納で捜索 -東京-

吉原で風俗嬢相手の診療所を営業していた男性が、都民税など巨額の滞納を行っており家宅捜索を受けていたことがわかりました。
しかし捜索では差し押さえが可能な財産は出てこなかったそうで…

吉原の診療所経営者が1億5000万円滞納で都捜索、資金隠しか

東京・吉原のソープランド街で、風俗店に勤務する女性のエイズ検査などを行っていた診療所の男性経営者(57)が地方税の個人都民税など約1億5000万円を滞納し、東京都が地方税法に基づき、男性の自宅など関係数カ所の家宅捜索を行っていたことが15日、分かった。男性は診療所の売り上げを細工したとして、国税当局から追徴課税も受けていた。捜索では差し押さえるべき財産を発見できず、都では男性が資産隠しをしている可能性もあるとみて、実態解明を急いでいる。

男性が経営する診療所は「南進ホテル医科歯科クリニック」(東京都台東区、閉鎖)。男性はクリニックの営業をしながら、住民税や個人事業税を延滞金を含め1億5000万円以上を滞納した。納税の意思がみられないことから、都が5月末に都内にある自宅や、滞在先の福岡県の関係先数カ所の家宅捜索を行った。しかし、差し押さえるべき現金や債権、動産などの財産は発見されなかった。

関係者によると、クリニックの患者のほとんどはソープランドなど風俗関係の女性で、1回約2万円のエイズ検査を主に行っていた。患者の多くが領収書を受け取らなかったことで、領収書を発行せずに、診察を続けていたことが内部告発で発覚し、国税当局が調査に入った。

国税に真っ向勝負で異議を申し立てるも却下され、都の聴取には「納税の意思はない」と突っぱねていたようです。そして家宅捜索では財産らしきものは出てこず、ただ居住する高級マンションの家賃支払い能力があり、資産隠しを行っているのではないかと疑われているそうです。
そりゃしてるんでしょうね…。

国税調査のきっかけは内部告発だったようで、都の聴取に対しても「事務長が経費をごまかして使い込みをした」と話していたそうで、まあ複雑な理由はあったのかもしれませんが、釈然としないながらまともに都民税を納付し続けているイチ都民としては、やはり「ナメんな」と思ってしまいますね。

それにしてもエイズ検査2万円とは随分とボッたものです。現在の市場価格平均としては1/4かそれ以下ではないでしょうか。
色々と融通の利くクリニックだったのかもしれませんが、廃業した今となっては知る由もなく。

肝の据わった素人というのはなかなかに邪魔くさいものですから都も大変でしょうが、都も邪魔くささなら大概いい勝負だと思うので、なんとか追求をがんばってもらいたいですね。