最後のストリップ劇場が閉館 -愛知-

2010年11月3日

38年前から営業を続けてきたという、老舗にして県内唯一のストリップ劇場が閉館しました。

銀映、ひっそり幕 風俗にも「時代の流れ」

愛知県内最後のストリップ劇場だった「ライブシアター銀映」(名古屋市東区)が31日夜、閉館した。かつて繁華街や温泉街で風俗産業の代表格だったストリップだが、最近は娯楽の多様化などで減少の一途。時代の流れには逆らえず、大衆文化の灯がまた一つ消えた。

愛知県警によると、ストリップ劇場は風営法の店舗型性風俗特殊営業3号に当たり、劇場型施設として営業許可を得ていたのは銀映だけだった。

経営者の男性によると、銀映は50年以上前に映画館として開業した。その後、ストリップ劇場に改装され、この男性は38年前から銀映を経営してきたという。男性は「騒がずにひっそりと閉めたい」と多くを語らないが、近年は風俗産業の多様化やインターネットの普及などにより観客が減少。銀映は経費がかさむ専属の踊り子を持たず、カップル席を設けるなど集客の工夫もしてきたが、経営が立ちゆかなくなり、閉館に追い込まれたとみられる。

31日の最終日は200人以上のファンで立ち見が出るほど。午後10時半に最終公演が終わり、踊り子が「長い間、銀映を愛してくださりありがとうございました」とあいさつすると、拍手が鳴りやまなかった。岐阜県多治見市の会社員(36)は「踊り子の頑張っている姿に励まされた。時代の流れで仕方ないが寂しい」と名残を惜しんでいた。

銀映の閉館で、東海地方に残るストリップ劇場は岐阜市だけになった。銀映の今後の活用法は未定という。

いまなお根強いファンの存在があるストリップ劇場ですが、愛知県内で唯一となっていた「銀映」が閉館となりました。

現代の娯楽の多様化、というよりもエロ産業の進歩・選択肢の増加により、おのずとユーザの選択肢から外れるさだめとなってしまったようです。

私がこの業界に飛び込んだ時には、すでにストリップ小屋に往時の勢いは無く、正直なところ胸ときめかせて劇場の門をくぐったという経験がありません。
そのことが残念なことなのかすら実感として感じ取れない世代ということですね。

この劇場も、他劇場と同様、集客の工夫実らず閉館に追い込まれたとのことです。
立派に戦ったと思う…というのは、あまりに無責任な外野の意見になってしまうので申し上げませんが、今後営業許可を取ることが出来ない店舗型性風俗特殊営業(3号)にも関わらず、引き取り手がいなかったのは残念です。
まあコスト等考慮すれば決断出来ないのは当然で、買い手がいないことがそもそも、ひとつの文化の終わりを示しているのかもしれません。

職場近辺に未だ健在のストリップがあるので、久々に行ってみようと思います。