風営法改正 出会い喫茶や偽装ラブホテル規制へ

長らく抜け道になっており、条例でしか規制ができていなかった出会い喫茶の法規制を柱とする風営法施行令改正案がまとまったようです。

「出会い系喫茶」「偽装ラブホテル」を規制へ 風営法改正 警察庁

児童買春などの温床として問題となっている「出会い系喫茶」について、警察庁は27日、18歳未満の出入りを禁じ、出店地域を規制することなどを柱とする風営法施行令の改正案をまとめた。来年1月以降、風営法の「店舗型性風俗特殊営業」と位置づけられ、取締が強化される。

出会い系喫茶は、料金を支払って入店した男性に店が女性を紹介する営業方式で、多くの店舗では、男性は交渉次第で女性を店外に連れ出すこともできる。

女性の飲食代は無料で、時間をつぶす目的で気軽に利用する少女も多く、児童買春の温床と指摘されている。警察庁によると、全国14都道府県で100店舗を把握。店舗を利用したことに起因する児童買春や児童ポルノ、淫行(いんこう)条例違反事件などが、平成19、20の両年で59件摘発。9府県では、すでに条例による規制がある。

一方、ビジネスホテルなどを装って実質はラブホテルとして営業している「偽装ラブホテル」についても「ラブホテル」の要件を見直し、風営法で規制をかける。偽装ラブホテルの営業軒数は、昨年9月現在で全国に約3590軒とされ、風営法上の届け出を受けているラブホテルとほぼ同数に上る。「偽装ラブホテル」をめぐっては出店禁止区域での営業し、風紀悪化を引き起こすとした反対運動が起きている。

客と従業員が顔を合わさず、自動精算機が設置されていることなどを新たに要件に加える。ただ、既に営業している施設については、禁止区域内であっても引き続き営業が認められる

とうとう出会い喫茶が風営法による規制対象に含まれることになりました。

位置づけが「店舗型性風俗特殊営業」に分類されるということですから、基本的に新規出店は不可、ということなんでしょうね。
既存店は既得権営業ってことになるんでしょうか。

※既得権営業とは
禁止地域制定以前から営業している店舗に対し、例外的に現営業者に限って営業を認めているもの。
一代営業ともいう。

もともとこの新業態をスタートさせた方は、現行の風営法や都道府県条例に抵触しないよう十分な検討を重ねた上で営業開始したそうですが、どうしても後手後手になってしまう法改正や条例改正もあって、けっこう長いこと野放しにされてきた感があります。

短期決戦上等、と出店した池袋の件では目論見よりも早く摘発を受けてしまったようですが、それでも全国に飛び火し、与えたインパクトは大きかったようです。

関東に上陸した際、近所の風俗店スタッフさんは即座に女の子集めに赴き「安く求人が出来る」と喜んでおりました。ハナから飲食店営業許可だけで運営して矛盾のないスタイルではないですよね…利用者側の問題かもしれませんけど。その抜け穴を突く業態を生み出した戦略立案には、今更ながら「さすが」と唸らざるを得ません。

既得権営業が認められれば、営業場所によって現オーナーさんは数千万~数億という価値の権利をゲットするわけですが、これも当然ながら視野に入っていたことなんでしょうね。
スゴいなぁ…

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