秋葉原「JKお散歩」一斉指導 -東京-

「JKリフレ」取り締まり強化後、新しいJKビジネスとして登場した「JKお散歩」で、警視庁が秋葉原の路上で客引きする女子高生に対し一斉指導を行いました。

「JKお散歩」で一斉指導 女子高校生らに注意呼びかけ 秋葉原

女子高校生との散歩を売りにする「JKお散歩」と呼ばれる店をめぐって、犯罪などがあとを絶たないことから、警視庁は、東京・秋葉原で一斉指導を行った。

3日の一斉指導では、警察官が、秋葉原の路上で客引きをする女子高校生らに客引きのルールを説明し、注意を呼びかけた。

警察は「やめなきゃだめだよ、犯罪に巻き込まれるから」などと話していた。

「JKお散歩」をめぐっては、これまで、女子高校生への性的な被害が報告されているほか、男性客が店側に恐喝される事件も起きている。

当件、風俗店が絡んだ事件ではないのですが、今まで何度かお伝えした記事の続報ということで取り上げました。

手を替え品を替えのJKビジネス

「JKお散歩」は、秋葉原を中心に新たな業態となりつつあった「JKリフレ」に警視庁が待ったをかけて以降、風俗でもキャバクラでも働けないが割のいいアルバイトを探している女子高生の受け皿となっていたようです。

先日、男性客に「少女の肩を触った。規約違反だ」などと因縁をつけ、現金30万円を脅し取った疑いで「JKお散歩」店店長が逮捕されるという事件がありました。
今回の一斉指導は、こうした事件が増えてきたことを受けてのようですが、果たしてどこまでの抑止となるでしょうか。

都内には、確認されているだけで「JKお散歩」は50店舗以上が存在するようで、ほとんどが無店舗型のため、実態把握が困難であるようです。

そもそも「JKとお散歩できる」という業態を業態として認めるのか、という話があるため、かつてのデリヘルのように、実態把握を目的として届出制移行によるお墨付きを与えるわけにもいきません。

かといって、どの法令で取り締まるのが適切であるかがあいまいで、風営法でも児童福祉法でも労働基準法でも、都の独自条例でも、ズバッと当てはまるものがないようです。
明確に「この法令に違反しているからダメ」という判断基準を持てないため、JKビジネスの主流になって半年やそこらで、都内だけで50店舗も存在するまでに増殖してしまったのでしょう。

しばらくはイタチごっこを続ける様相となるのでしょうか。

風俗の「店外」も同じようなものか

いわゆる「高校生でも就業可能な普通のアルバイト」ではなく、多少のリスクはあれど「JKお散歩」を選択する理由というのは、よくわかるんですよね。

昔と違って(という言い回しは控えたいものですが)、かつて「大人の世界を覗く」という行為は、ややスレた生活を送っている中高生の特権でしたが、今では全国の中高生があまねくフィルター無しで色々と覗ける時代です。

また、そんな世界に足を踏み入れる手段まで容易に知ることが出来るわけですから、フラフラっと誘惑に駆られる娘がいても、全然不思議ではありません。
結局のところ、リスクとメリットを天秤にかけた上で「いける」と踏んだからこそ路上に立っている、ということなのでしょう。

そう考えると、風俗店を介さずに客と接触し、直接収入を得る「店外」(店により裏引き、裏っぴきなどと言ったり、某掲示板では「天蓋」などと表記されたりしてますね)も、不心得な風俗嬢が取る手法ですが、図式は同じようなものですね。

店外デートはNGとするお店が多いと思いますが、ダメと言ってもやる嬢はやる、かといって取り締まる法律は無い(突き詰めたところで徒労に終わります)、せいぜい店と嬢が誓約書を取り交わして発覚次第処分するくらいしか出来ません。

多少のリスクを取るだけで金銭的なメリットが得られる限り、いくら当局が抜き打ちで指導しようが、今後もJKお散歩に手を出す18歳未満はいくらでも出てくるでしょう。

店外風俗嬢の取り締まりは、風俗店が自ら努力するしかありませんが、JKお散歩については、しかるべき機関が動けば、ネタがネタなだけに法令で取り締まる術はいくらでもあるはずです。

被害者が続出する前に、早めの法整備が求められるところですね。

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