「援デリ」2年足らずで1億円 10代含む男女ら5人逮捕 -神奈川-

いわゆる援デリで未成年に売春をさせた疑いで、10代を含む男女5人が逮捕されました。
2年足らずで1億円以上を荒稼ぎしたようです。

「援助交際デリバリーヘルス」の手口で少女に売春させる、容疑者5人逮捕/神奈川

少女の派遣型売春「援助交際デリバリーヘルス」の手口で未成年に売春させたとして、県警少年捜査課と山手署は1日、児童福祉法違反と売春防止法違反(周旋)の疑いで、東京都昭島市、無職男の容疑者(31)ら19~32歳の男女5人を逮捕した。

県警によると、同容疑者は2011年3月から12年12月にかけ、「援デリ」を運営し、ほかの4人は従業員として働いていた。県警の調べに対し、同容疑者らは出会い系サイトで客を集め、川崎市中原区内など4地域を拠点に約1億1千万円を稼いだと供述している。

逮捕容疑は、12年12月9日、川崎区の少女(17)と男性会社員(47)を引き合わせ、同市中原区内のホテルで現金2万円でみだらな行為をさせた、などとしている。

県警によると、5人は「間違いない」などと容疑を認めている。サイト上の勧誘や少女同士の紹介で約30人を集め、うち9割が未成年だったという。県警は9月、この少女とみだらな行為をしたとして、児童福祉法違反の疑いで、東田容疑者を逮捕。23~44歳の男性客3人についても、児童買春・ポルノ禁止法違反の疑いで逮捕している。

「援デリ」という略称ではなく「援助交際デリバリーヘルス」という正式名称(?)で表記された記事は、ニュース系サイトで初めて見ました。

何だかしっくりこない、響きとして違和感がある上に、デリヘルのことをよく知らない人が、勝手に正規のデリヘルに対して悪印象を持ってしまいそうでイヤな感じです。
単なる犯罪行為なのに、まるで風俗のいち業態であるかのように錯覚してしまいそうです。

ただ、文頭の【少女の派遣型売春:援助交際デリバリーヘルス】という定義は、なかなか上手に短く言い表すものだなぁ、と感心しました。
いや、感心している場合ではないですね。

未成年が巻き込まれる性犯罪の増加

ここのところ、未成年のネット利用者数増加にともなって、性犯罪に関わらずネット上を舞台とした多種多様な事件が発生し、社会問題として顕在化しています。

SNSへの常識を外れた投稿や、個人情報を特定して晒すといった私刑など、およそ我々が未成年だった頃には考えもしなかった事例を見るにつけ、「この時代にオッサンになっていて良かったのかもしれない」と思わざるをえません。

この援デリも、運営形態は割と古くからある図式とはいえ、最近また摘発事例が増えてきているのは、未成年者のネットユーザが増えてきていることと無関係ではなさそうです。

中には援助交際とは知らず、軽い気持ちで「割の良いアルバイトを見つけた」程度に考えていた子もいたかもしれない、と思うと、いたたまれなくなります。
「十代と本番が出来る」と思って金を払い、さかってしまった野郎を怒らせると怖いですからね。

…などと、売春する少女側に同情的な考えを巡らしてみましたが、きっと現実はもっと救いがなくて、売る人買う人引き合わせる人、どこにも損をする人がいない、「被害者なき犯罪」なのでしょう。

それにしても、運営者側は10代含めて5人、携帯代程度のコストのみで、2年足らずの間に1億円以上の売上を立てる行動力というのはすごいですね。

犯罪行為なので当然NGなのですが、こういう事件を見ると、わかりやすい成果主義が存分に行動力を引き出すさまや、事業ポイントにズレやハズレが無ければ介在するスタッフの質はほとんど関係ないかもしれないなど、一般的なデリヘル運営に置き換えてみても、納得できる部分や出来ない部分、色々と考えさせられるものがあります。

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