客引き客待ち禁止 改正県迷惑防止条例施行 -静岡-

静岡の静岡市葵区両替町など指定区域で、客引きや客待ち行為が禁止となりました。

改正県迷惑防止条例施行 街浄化なるか

風俗店などへの客引き行為を全面的に禁止した改正県迷惑防止条例が一日、施行された。県内最大の繁華街である静岡市葵区両替町など県内五市中心部の指定区域では、客引き目的の客待ち行為も禁止になった。改正条例施行を街の環境浄化につなげられるか。施行前夜の九月三十日、繁華街を歩いた。

「お兄さん、キャバクラどうっすか」。午後十時すぎ、ネオンきらめく両替町の繁華街。黒いスーツ姿の客引きらが次々と声を掛けてきた。

ところが、日付が変わる午前零時が近づくに連れ、誘いの声掛けは減少。客引きの男性は「仲間うちは条例の話題で持ちきり」と言い「零時でいったん客引きはやめる。どれだけ規制が厳しくなるのか様子見ですよ」と足早に姿を消した。

通りに立つ客引きもどこか腰が引けがちで、通行人からは「あまり声をかけてこないね」との声も聞こえる。「今日はみんな警察を警戒して少なめですね」とキャバクラを経営する二十代の男性。「客引きは完全にいなくなるか」と問い掛けると「既に建築作業員に転職した人もいる。最初だけ取り締まりの様子をうかがって、また出てくると思うけどね」と話した。

キャバクラ・風俗案内所など、全ての客引き行為は県内全域で禁止されました。
また、一部地区では客待ち行為も、客待ちという行為それ自体が禁止されることになりました。

今年2月ごろに静岡県警から迷惑防止条例の改正案が発表されていましたが、大筋で大きな後退無く施行となったようです。

記事で触れられていますが、やはり「経営者や従業員のしつこい客引きはこれまでも規制対象だったが、立証が困難」という部分、これが客引きにとって逃げ口上を述べるのに重要なポイントだったと思いますので、客待ち行為そのものが禁止というのは大きく、是非とも全域での適用に拡大してほしいものです。

風俗系客引きは受難の時代

ここ数年、特に大都市における客引きや風俗案内所への取り締まりは、なかなか厳しいものがあります。

私は風俗業界にいながらも、客引き客待ちは壊滅しろと思っているクチです。
その理由は、客として絡まれると、ただただ「鬱陶しいから」という、シンプル且つ短絡的感情のみで構成されています。

そのため、規制は原則として賛成なのですが、地域のにぎわいなど街づくり的な視点を語られると、途端に無口になってしまうんですよね。

また、まずは取り締まりが容易であろう風俗ばかりが規制対象となることについては、業界の常としての覚悟や諦めが大半ですが、若干のやるせなさや憤りも感じています。
客引きで圧倒的に鬱陶しいのは、間違いなく居酒屋系だと思うんですよね。

一般客として客引きに遭遇した場合、本当に怖い方々に馴致されているコワモテの兄ちゃんよりも、チェーン系居酒屋の客引きをやっている普通の大学生の方が、よっぽどタチが悪く鬱陶しい率が高いと感じます。

私がよく訪れる繁華街の客引きでも、通報され駆けつけた警察官と口論しているアホをまれに見かけますけれども、こんなのは間違いなく居酒屋のアルバイト風なお兄ちゃんです。

道を遮りつつ声をかけてくるようなのは、大抵が客引き行為の立証困難を盾にしているか、もしくは何も考えていない「居酒屋バイト君」ばかりです。

これを風俗街で風俗店がやってしまったら、条例違反云々の前に、そして客からの通報の前に、近隣店舗から苦情(という名のアレコレ)が発生してしまいますからね。

風俗の客引きには、相互監視と背後関係から、それなりに節度が保たれているという側面もあるんですよね。居酒屋にはそれがない。

まあ地域により風俗の客引きも相当に鬱陶しいですし、肩を持つつもりは全然ないのですけど、風俗系ばかりがいじめられるのは、一般客の視点からしても少しズレがある気がしてなりません。

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