札幌ススキノ客引き 上半期は昨年比5倍の80人を摘発 -北海道-

今年に入ってからのススキノにおける客引き摘発人数が80人にのぼり、前年同期比で5倍と急増したそうです。

客引き摘発5倍 上半期80人 札幌ススキノ 日中に急増

札幌・ススキノで1~6月、違法に勧誘したとして摘発された客引きは80人と、前年同期に比べ5倍に急増したことが、札幌中央署のまとめで分かった。前年同期にゼロだった日中(午前6時~午後5時)の摘発が20人で、全体の4分の1を占めたのが特徴。夜間より目立つ日中の客引きの増加などが、摘発増の要因とみられる。

20代の客引きの男性は「夜の取り締まりが厳しいので、昨年から同業者の一部が昼に活動するようになった」と話す。

客引きの多くは、風俗店などの従業員ではなく、店から紹介料を受け取る「フリー」で、平均的な報酬は月20万~30万円とされる。

逮捕されたこともあるという30代の客引きの男性は「20万円前後の罰金を払ったとしても、短時間で実入りが良いからやめられない。月100万円稼ぐ同業者もいる」と明かす。

最近は、客引き同士で摘発を逃れるため、捜査員の顔を携帯電話で撮影して共有。これに対し、捜査員も変装するなどして取り締まっている。

客引きに対する取り締まりは全国的に厳しさを増していますが、ススキノはこの半年間の逮捕者が前年同期比5倍になるなど、大きな成果が上がっているそうです。

客引きの中心は、店舗と契約し紹介料を受け取るフリーの客引きとのことで、よく言えば「実力制」ということなのでしょうが、フリーだろうと店舗の従業員が行う客引きだろうと、基本的に多くの人にとって鬱陶しいことに変わりはありません。

取り締まり強化を受けて、客引き側も摘発を逃れようと、捜査員の顔写真を盗撮して客引き同士で共有しているそうですが、もう行動が完全に犯罪者のそれですよね。

客引き同士の情報共有手法が進化した例で言えば、無線を使い警察の動きを共有していた大阪の客引きが、電波法違反で逮捕されていましたが、こうしたいたちごっこはどこまで続くのでしょうか。

客引きは必要悪か

「客引きがいないと賑わいがなくなる」「客引きがいないと立地的に勝負にならない」など、繁華街には客引きも必要な存在だとする論調を見かけることがありますが、たしかに難しいところはありますよね。

立地的な条件で苦戦を強いられる店舗は現実としてあり、そこに客引きの存在が不可欠とする気持ちもわかるのですが、立地の選定からすでに勝負は始まっているわけで、好立地の店舗は、相応の精査と投資があったり、機を待って逃さなかったからこそ好立地で営業できているという面もあります。

開業を急ぐあまり、ひとまず不利な場所に事務所を構えてみたものの、後に身動きが取れなくなるデリヘルというのも少なからず見て来ましたが、やはり場所選びは大事ですよね。

そのため、立地の不平等を理由に客引きの存在を正当化するのも難しいだろうと考えます。

結局のところ、負の影響ばかりクローズアップされるような手法しか取れなかった客引き側に問題の多くがあったのではないでしょうか。

捜査員の写メを隠し撮りして共有するくらいなら、観光客に迷惑をかけない客引き手法やガイドラインを共有して、地域の隆盛を担う立場を確立できたら良かったんでしょうが、それはまあ理想論に過ぎるというものです。

ともかく客引き自体が鬱陶しい、客引きに行動を委ねるような倫理的線引をしたところで無駄、というのが当サイトの考えなので、こうした摘発成果を見ると、さらにもっと摘発が進むよう願うばかりです。

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