みかじめ料月5万円 暴力団幹部を逮捕 -岡山-

風俗店からみかじめ料を受け取った疑いで、暴力団幹部の男が逮捕され、事務所が家宅捜索されました。
岡山市暴力団威力利用等禁止条例による適用は初めてとのことです。

風俗店からみかじめ料徴収 岡山中央署が組幹部逮捕

岡山中央署などは20日、風俗店から「みかじめ料」を受け取ったとして組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)、岡山市暴力団威力利用等禁止条例違反(指定区域内利益供与)の疑いで同市北区中央町、指定暴力団山口組系組幹部竹本眞一郎容疑者(54)を逮捕、同田町の組事務所を家宅捜索した。

同条例は市中心部の繁華街を暴力団排除強化地域に指定。風俗店などの接客業者が営業を容認してもらう代わりに暴力団へ利益供与することなどを禁じ、双方に1年以下の懲役または50万円以下の罰金を科している。昨年7月に施行され、適用は初めて。

逮捕容疑は昨年12月〜今年3月、同田町の雑居ビルで個室ヘルス店を経営する同市、男性(54)から、みかじめ料として月1回各5万円の計20万円を受け取った疑い。「金を受け取ったことは一度もない」と否認している。

同署によると、男性は「風俗店を経営する場合は金を払うのが常識と聞かされていた」と説明。同条例違反の疑いで調べるとともに、金が暴力団の上部組織に流れた可能性もあるとみて捜査する。

よく存じませんが、逮捕されたのは比較的「上」の方…なのでしょうか。
最近は総じて取り締まりが厳しくなってきて、お店を運営する側にとっては有り難いことですね。

みかじめは常識?

個室ヘルスの経営者は「風俗店を経営する場合は金を払うのが常識と聞かされていた」と話しているそうです。

その昔(といってもけっこうな昔)はそうだったでしょうし、みかじめ料だ守代だあいさつ料だという話は、金銭授受の図式として歴史は長いですから、業界歴が長ければ長い人ほど、必要なのは当たり前という考えかもしれません。

もし「他店はみかじめをどうしているのか」という疑問を持ったとしても、パッと誰かに質問できる人ばかりではありませんよね。

風俗店同士の横のつながりを持っている人ばかりではないですし、そうした状態で店を始めると、周りはほとんどライバルになってしまうこともあり、つながりを持つ機会はより少なくなります。

出入りする業者にしても、せいぜい広告代理店ぐらいでしょう。

その広告代理店にしても、クライアントに対してみかじめがどうだこうだとベラベラしゃべる人間はほぼいないでしょうし、広告宣伝費のかけ具合に限りがあるお店だったり、定番の情報サイト掲載先が、代理店を通さない直販ばかりの地域だったりすると、代理店との交流すらほとんど無いお店もあります。

「払ったほうがいいよね」という人はいない

誰だって、みかじめによる暴力団への利益供与が法律や条例上NGだというならNGだとしか言えませんし、それでも払っているお店が存在している実情があったとして、そんな余計な実情は私も知りたくありませんが、法律や条例で定められた「以外」の実情については、いざ知ろうにも把握は困難で、もし「こういう慣わしだ」と言われたら、そういうものだと考えてしまう人もいるでしょう。

ただ最近は、お店に対して法律や条例がバックアップしてくれていることもあり、数年~10年前と比べても、みかじめ料の要求に対して、毅然とした態度を取りやすい時代になってきていると思います。

まあ現金の受け渡しが契約に姿を変えているだけなど、形を変えただけで図式的に変わらないこともあるかもしれませんが、そうした隠れ蓑としての金銭授受に対する取り締まりも、以前に比べ厳しくなってきています。

中には、取り締まる側にも、本当にどうしようもない所轄があったりする(「所轄」と言っておきます)という噂を聞かないわけではないですが、ネットも含めた各所で言われているように「お付き合いしないことだ」というのは間違いありません。

誰に質問しても、聞かれたらそうとしか言えないでしょうし、「みかじめ容認論」を表立って他人へアドバイスする人はいません。

だとすれば、やはりしっかりと決断しなければなりませんね。

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