「もっと風俗活用を」の橋下氏発言に念のため触れる

橋下氏の「慰安婦・風俗発言」が各所で議論を巻き起こしていますね。
ワイドショーでも大きく取り扱われました。

議論と言いますか、業界に知見のある人ない人含めて、乗っかり具合がスゴいことになっているようです。
かくいう私もこうしたサイトを持っている以上、念のためこの話に触れておきます。

大した話じゃなかったはずなのに

当サイトは、みなさんの乗っかり具合がすごくて足がすくんでしまい動けずにいました。

まあ本当は週中ほとんど時間が取れなかっただけなんですが、こんなテーマのサイトを掲げておいて、こうした事例にスルーは無かったですね。

話としては、すでに存在感を失っていた野党のひとつが、代表の失言によって夏の参院選に致命傷を負ったという、ただそれだけのことがメインパートだと思うので、あとは問題が国内レベルで終わってくれることを祈るばかりだったはずです。

それが、やれあちこちで風俗の是非やら風俗嬢の蔑視だなんだという話が、ある程度出るであろうとは思ったものの、みなここまで話題に乗っかるとは思いませんでした。

ただこれは、風俗がタブー視されなくなってきたというわけではなく、話題に絡んでいくスキルを持つ人が増加していることによるもの、といった印象です。

人権やらフェミやら、団体によっては主義主張を押し出すチャンスですものね。
そのおかげで、場によってはどんどん逸れた議論に発展しているところも見受けられるようです。

ちなみに当サイトは慰安婦の絡みには触れません。怖いので。

「売春じゃない」は問題じゃない

橋下氏のツイートで「批判者は風俗業=売春業=性行為と短絡的に考えている」云々の発言がありました。
これは風俗をやっている人間ならば当たり前のように知っていることで、売春業は法律上NGなわけです。

当然そこに橋下氏の誤りなどありません。
なにせ飛田新地の組合で顧問弁護士をしていらっしゃったくらいですからね。
ただ、問題はそういうところではありません。

国際関係上とてもデリケートな部分に、政治家として、自国の常識といった前提だけで、うっかり(あくまでうっかりでしょう)誤解を招いても仕方がない発言をしたことが問題なので、それを原因に攻撃されたって、それは仕方ありません。政治家ですし。

日本の法律で認められている風俗業は買春でないことくらい国防総省は知らないのかね。

というツイートもありましたが、いくら「日本の性風俗は売春業じゃないよ、アメリカは何も知らない」などと言っても、他国のシモの話の細かい決まりを前提条件含め全て理解してくれる人ばかりでもないでしょうし、これも正論であったって暴言であることは間違いないと思います。

本音だし正しいから言っても良い、は無い

橋下氏を擁護しているコメントやツイートなどの中に、いわゆる「言っていることは正しい」「本音で語っている」というものがありますが、残念ながら彼は政治家ですから、正論だけペラペラ喋っていれば良いわけではありません。

ヤクザと政治家ほどタテマエを気にしなければならない商売もないと思いますが、その職業上、何でもかんでも腹を割って話すばかりでなく、むしろ本音は飲み込まなければならない機会の方が多いかもしれません。

加えて言えば、すでに彼はその建前を取っ払って話しても、追い風を受けるだけの味方がいなかったということなのでしょう。

結局、業界にメリットはあったか

今回こうして話題になったことで、業界が活性したり議論が進んだりといったメリットはあったのでしょうか。

私は根本のところでは風俗業が後ろ暗いものにならなければよいと考えていますが、今回の流れでいくと、話のきっかけがきっかけですし、風俗肯定派に有益な議論は形成されないと思います。

目に触れる意見が業界に無関係な人の意見ばかりであることもありますが、援デリなど「犯罪としての売春」と、デリヘルなど「業としての性風俗」を一緒くたに語られるケースが、国内でこれだけ存在する状況では、なかなか建設的な議論は難しそうです。

そもそも何をもって建設的な議論とするのか、議論のゴールは何なのかを考えると、もとよりこの業界にそういった議論を求めるのが間違っているのかも…と弱気になってみたり。

少なくとも今回の件に限っては、早いところ皆が飽きてくれるといいな、と考えています。

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