風俗情報サイト運営者を5500万円脱税容疑で逮捕 -京都-
所得税5500万円脱税、風俗情報サイト運営の男を容疑で逮捕 京都地検
所得税約5500万円を脱税したとして、京都地検は7日、所得税法違反容疑で、京都市東山区茶屋町の風俗情報サイト「KFJ京都風俗情報」運営、野村直樹容疑者(45)を逮捕した。地検は認否を明らかにしていない。
地検によると、野村容疑者は、同区から中国に転居したように装っていたほか、ほぼ個人で運営していたにも関わらず、運営者として実体のない外国法人をサイト上に掲載するなどして納税を免れていた。平成21年と23年分の個人所得約1億5200万円を隠蔽し、所得税約5500万円を脱税したとされる。地検と大阪国税局が合同で捜査を進めていた。
サイト自体は古くから存在しており、風俗情報サイトとしては珍しく警察関係者の方に対する注意文が掲載されているなど、色々と見どころがあります。
老舗サイトということもあり、昨今の風俗情報系としてはややレトロなデザインという印象を受けますが、こうしたサイトは、内情を聞くとまだまだ先行者利益で十分潤っているところも多いようで、私の知る限りでも、そのサイトのイメージからは想像できないような売上を持っているケースというのが結構あります。
逆に、情報もそれなりに掲載されており、デザインや仕掛けが比較的新しめで洒落たサイトでも、意外なほど細い売上だったりすることも。
外からパッと見で受ける印象では、なかなかわからないものですね。
ただ、さすがに過去の資産にあぐらをかくだけの商売では、これからも引き続き風俗愛好家を満足させる、ということは難しくなる一方だと思います。
特に資格が必要な商売でもないので、週末起業などで新規参入を検討されている方もいらっしゃるかもしれませんね。
いち利用者としても、魅力的なサイトが新しく生まれてくることが望ましいので、素敵なチャレンジだと思います。
ちなみに、特別な資格は必要ありませんが、営業届出書や許可証なく風俗店の情報を掲載していると、それがたとえ趣味サイトであってもアウトの可能性大ですので、お気をつけて。
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