「デリヘル受付」した無料案内所摘発 暴力団へ上納か -静岡-

案内所でデリヘル店の女性を紹介し、実質的な「受付所」として機能していた疑いがあるとして、静岡県の風俗店無料案内所が摘発されました。

風俗店役員ら違法営業で逮捕、組に月250万か

静岡市葵区にある風俗店の「無料案内所」で、違法に派遣型風俗店(デリバリーヘルス)の受け付けを行ったとして、静岡県警は24日、案内所やデリヘル店の経営会社役員や社員の男女3人を風営法違反(営業禁止地域での受付所営業)の疑いで逮捕したと発表した。

◆主犯格は逃亡◆

案内所は風俗店からの紹介料が主な収益となるが、捜査関係者によると役員らは、案内所を訪れた客に経営するデリヘル店の紹介などをしていたとみられ、県警は案内所が事実上、風俗店の「受付所」であるとみなした。県警は、案内所の収益の一部は暴力団に上納されていたとみて、捜査を続けている。

逮捕されたのは同市駿河区中原、会社役員松林咲(23)、同区下川原、会社員窪田千裕(23)、同区下川原、会社員和田道彦(23)の3容疑者。県警は3人のほか、主犯格とみられる30歳代の男の逮捕状を取ったが、男は逃亡しているという。

静岡中央署の発表によると、松林容疑者らは共謀し、今年1月下旬、店舗型性風俗店の営業禁止地域にある静岡市葵区昭和町の風俗店無料案内所で、男性客に対し自分たちが運営するデリヘル店の女性を写真で選ばせたり、ホテルを案内したりといった受け付け業務をした疑い。

案内所やデリヘル店の従業員だった窪田、和田両容疑者は「案内所で女の子を紹介していたのは間違いない」と容疑を認めているが、経営会社代表の松林容疑者は「どのような営業方法でやっていたかわからない」と否認しているという。

案内所は昨年10月にオープンし、自らが経営するデリヘルの受付以外にも、近隣風俗店の紹介料として、1店あたり数万~数十万円の紹介料を得て、そのうち月に250万円ほどが上納金として暴力団に流れていた可能性があるそうです。
この暴力団とのつながりが強いとみられての摘発だったようですね。

オープンから半月足らずで、随分と紹介店舗数を増やしたものだと思いますが、かつて東海エリアでは、暴力団が風俗情報誌の掲載料名目でみかじめを徴収していたとして、暴力団組員が逮捕された事例がありました。

そうした経緯もあり、どうしても疑いの目が向いてしまうのですが、実際はどうだったのでしょうか。
逮捕された容疑者らや、主犯格とされる男が関与していた案内所は、摘発されたここ1店にとどまらないとも見られており、捜査の進展が待たれます。

規制が強まる無料案内所

無料案内所は、大都市圏を中心に、全国的に各都道府県条例による規制が進んでいます。
おとなり愛知では、昨年6月に県風俗案内所規制条例が施行され、すでに逮捕例も出ていますね。

こうなると、各所ですでにカウントダウンが始まっていると考えてよく、静岡も同様でしょう。
今回の件も、この手のシノギがやりづらくなる一方になることを見越した、駆け込み的な側面があるのかもしれません。

結果として、さらに同業の首が締まったと言えなくもないですが、まあ何にせよ、余計なとばっちりだけは受けたくないものです。

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