浄化作戦後の旧「新町」でマッサージ店増加 -沖縄-

売春宿の壊滅が伝えられていた真栄原社交街(通称・新町)で、マッサージやメンズエステを名乗る店が今年8月頃から複数オープンしており、違法営業が疑われているようです。

違法風俗店再開か 旧「新町」巡回強化

住民らの「浄化作戦」で違法風俗店が消えた宜野湾市真栄原の旧「新町」地域で、ことし夏以降、「マッサージ店」や「メンズエステ」と称し性的サービスをする新たな違法店舗が営業しだした。ことし10月には、店舗経営者が摘発された。宜野湾署や女性団体が定期的に合同パトロールをするなど監視の目を光らせているが、制度の隙を突いて営業している状況に、住民からは不安の声も上がっている。

同署によると、同地域は3年ほど前は一時、約110の風俗店が営業していたが、パトロールの強化などで数店舗に減少。2011年1月の売春防止法違反での検挙以降、「ほぼ壊滅状態」となり、市は昨年3月、「違法風俗店ゼロ」を宣言した。

しかし、ことし8月ごろから約1カ月余の間でマッサージ店を名乗る店舗が5、6店舗開業した。10月には、女性従業員に性的マッサージをさせたとして、風適法違反(営業禁止区域)で店舗経営者が摘発された。12月時点で9店舗が営業しているという。

最盛期には100件を超える風俗店が営業していた新町ですが、09年の「ジョーカー作戦」以降、継続的な監視の甲斐もあり、ほぼ全ての違法風俗店を閉店に追い込むことに成功したのが2011年1月のことでした。

聞けば、街はかなりの静けさとなってしまったようで、静寂を望む市民団体としては成果を実感していたところでしょう。
そこにまたぞろアヤしい輩が現れたということで、警戒を強めているようです。

ただ、以前この件を取り上げた時に、「摘発対象がなくなり、次のステージに進んだまちづくりがどうなっていくか」ということを書きましたが、どうやらまちづくりという括りで話すことではなく、ただ「無くせ、無くせ」ということだったのかもしれません。

違法風俗店などは排除されるに越したことがないと思いますが、悲しいかなそれらが、地域で回るカネの源泉としての役割を果たしていたのも事実であり、視点を変えれば、近隣の飲食店その他を含め、商業地域としてはほぼ終了したということなのでしょう。

同様の例は全国各地でありますが、理想を求めつつ現実を見据え、いろいろな要望が寄せられる中から最適な落とし所を見つけていくというのは、なかなか大変ですね。

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