援デリ少女を脅して売春強要「援デリ狩り」摘発 -広島-

軽い気持ちで援デリに手を出した少女らが、プロによる組織的な売春に巻き込まれてしまっていたようです。

「援デリ狩り」広島で続発

出会い系サイトなどで援助交際相手を募る少女を脅し、売春組織の下で売春を強要したとされる事件が広島市内で相次いで発覚した。「援デリ狩り」。そう呼ばれ、トラブルから別の犯罪に発展したケースもある。広島県警は6月以降、暴力団組員を含む、組織の関係者とみられる9人を恐喝未遂や売春防止法違反などの容疑で逮捕。個人的に援助交際する少女に「罰金」を科して取り込む構図が浮かび上がった。

関連事件で恐喝未遂などの罪で起訴された組織メンバーら4人の初公判が6日、広島地裁であった。「罰金返せんけえ、島に飛ばすけえの、などと脅した」。検察側は、売春組織から逃げ出した少女(17)から現金を脅し取ろうとした、などととされる起訴事実について詳述した。

4人は中古車販売業の男(40)、無職男(28)、無職男(22)、リサイクル店従業員の男(23)。検察側の冒頭陳述などによると、リサイクル店従業員を除く3人は広島市内でそれぞれ売春組織を運営。互いに協力し、援デリ狩りを繰り返したとされる。

手口は巧妙だ。携帯電話の出会い系サイトで援助交際を募る少女を見つけると、客を装って接触し「組織の許可なく客を取った」などと脅迫。罰金と称し一方的に50万~100万円程度の借金を背負わせ、返済名目で売春を強要したという。

県警によると、恐喝未遂に遭ったとされる少女は、無職男(22)の売春組織に取り込まれ、中古車販売業男の組織に移った。中古車販売業男の組織では、監視カメラ付きマンションに住まわされ、20日間で計24人の男性客を相手に売春させられたという。1回の料金は2万5千円。少女の取り分は、客の人数に関係なく1日1万円だったとみられている。

この恐喝未遂事件が端緒となり、闇に潜っていた売春組織や援デリ狩りが表面化。県警は4人のほか、加担したとして無職少年(18)、無職少年(17)、無職女(53)、看板工の男(27)を逮捕した。

「援デリ」という名称ではありますが、デリヘルとは全く関係がない犯罪であるため、当サイトの記事掲載趣旨とは異なるかもしれません。
ただお盆をはさみ記事が少なめということもありまして、念のため取り上げました。

事件を要約すれば、危機意識の足りなかった何もわからない娘が、プロのシノギに組み込まれたということのようです。

売春組織が描いた絵図から血が通っている印象を受けないのは当然ですが、テレクラ全盛期の昔から図式としては変わらぬものですし、以前と比べて音声や写真、状況証拠といった脅しの材料を保全することも容易な上、少女らがわざわざ自分から売る気を見せているわけですから、こうした事態に陥るのも無理からぬことかもしれません。

ただ、巻き込まれた少女らを自己責任で片付けるのは簡単ですが、学生の頃の我が身を思い返すと、彼女らより遥かにアホであり、運が良かったからこそ大きな犯罪に巻き込まれずに済んだだけのような気もするので、全面擁護とはいかないまでも、やはり気の毒ではあります。

学生時分は生活指導など受けてもうるさいと思うだけでしたが、この年になって、心配してくれる存在の有り難さというものを実感します。

それにしても援デリは対応が難しいですね。
買う側は日に日に賢く、売る側は今やプロが跋扈する世界になってしまっているようです。

プロ側も顧客名簿とビラ配りくらいしかなかった昔とは違い、インバウンドマーケティングなどとわざわざ言葉にしなくても、そのあたりのチャンネルを当然として押さえられるような世代でないと、なかなか商売も覚束ない時代になってきています。

出会い系については、古くはmixi、最近ならLINEなど、新しく登場するコミュニケーションツールとの親和性が性風俗と比べ高く、その分だけ侵食も早く、結果として性風俗よりも出会い系の方がWebトレンドを追いかける能力に優れていたように感じます。

さらには、ここ10年で劇的進化を遂げたWebにおいても、例えば出会い系サイトのデザインや実装されてきたシステムなど、性風俗の3年先・5年先を歩んできていたと個人的に思います。

お店関係者も、やたらにWebの最新事情ばかり追いかける必要はありませんが、「おれは店を回しているからWebはいいんだ」などと言っていると、使えない人という烙印を押されかねません。

日々少しづつでも自分で情報を追っていくなり、通じている人に素直に話を聞いてみるなどで、常にアンテナを立てておきたいものですね。

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