届出したのに拒否された?禁止区域で性風俗営業 -秋田-

風営法違反の罪に問われていたソープランドに対し罰金刑の判決が出ましたが、被告側は即日控訴しました。
なんでも県警が営業届の受け取り拒否をしていたとのことですが…

風営届け拒否「違法」

禁止区域で風俗店を営業したとして、風営法違反罪に問われた会社役員中嶋良光被告(46)=秋田市=と被告が役員を務める会社の判決が28日、秋田地裁であり、馬場純夫裁判官は、それぞれに罰金60万円を言い渡した。ただ、判決の中で馬場裁判官は、被告らが風俗営業の届けを県警に出したが受け取りを拒否しており、この対応について「違法」と指摘した。

判決によると、被告らは、昨年10月15日、店舗型性風俗特殊営業が禁止されている秋田市大町6丁目のビルでソープランドを営業し、女性従業員に男性客へ性的サービスを行わせた。検察側は罰金100万円を求刑していた。

店舗型の性風俗特殊営業をする際には、公安委員会に届けた後、書面で可否が知らされる。被告側は2006年7月に秋田中央署に届けを出そうとしたが、受理しなかったという。馬場裁判官は、この点について「拒否は行政手続き上、違法」などとした。

被告側は「踏み込んだ点は評価するが、判決には納得できない」として、即日控訴した。

ソースに引用させていただいた朝日の記事ですと「裁判官が県警の対応は違法と指摘した」という内容を二度にわたり伝えていますが、他のソースを見てみると、

中嶋被告らが、経営する個室付き浴場を2004年5月に大規模改修したことから、県条例が店舗型性風俗特殊営業を禁じている地域内で営業する「既得権益」は失われたと認定。大規模改修により既得権益が失われるとする風営法の解釈運用基準は、おおむね妥当であり、弁護側が主張するような違憲性はないとした。

となっており、記事の内容に従えばおそらく、店舗型風俗の場合、新設がほぼ全面禁止されているようなものですから、店舗や建物の改修においても「あれはダメ」「これもダメ」と結構キツキツな制限があったりするのですが、全く無視して大改修を行ってしまったのでしょう。それはさすがに禁止内容に納得できないとはいえダメだと思います。
儲かっているお店はともかく、権利を買い取りリニューアルオープンするお店など特に「ああしたい」「こうしたい」を我慢して営業しているところが多くありますからね。

そんな事実は朝日では取り上げられていないため、裁判官の判断について記事から受ける印象はずいぶん異なります。

さきがけ on The Webが伝えるところですと、秋田中央署は廃業届けを出すよう再三指導をしていたようで、その間ソープランド側は営業を続け多大な利益を得ており、刑事責任は重いとの指摘があったそうです。

取材もせずにえらそうなことは申し上げられませんが、もし件のソープランドが勝手な改修を進めたのであれば、県警のあるべき対応は、さきがけ on The Webにある通り、許可は出してはならないというのが正しい気がします。

それとも、朝日にあるような「受け取り拒否」という面のみ違法との指摘があったということですかね。
届出を受け取った上で不許可にするのと、最初から受け取らないのでは話も違いますし。

今回の事件自体が、実際のところがどうだったのか詳しくはわかりませんが、既存店舗の改修をある程度大目に見てくれると、われわれ風俗店ユーザが恩恵を受ける部分もあるので(?)、なんとも悩ましいところです。

ただやはり、店舗型風俗に携わっているのであれば、十分に注意したいところですね。
所轄によっては結構うるさいので、現場の方々のほうがよっぽど身にしみているかと思いますが、こんなつまらないことで既得権を失ってしまうなんて洒落にもなりませんからね。

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