台湾で売春が合法化 -海外-

以前から合法化が検討されていた台湾の売春が、いよいよ許可されることになって、波紋を広げているようです。

台湾で大騒ぎ 売春が合法化

台湾で、売春が合法化され、波紋が広がっている。5日付のタイペイ・タイムズ電子版によると、台湾立法院は4日、売春について規定した社会秩序保護法の修正案を可決。各都市で設ける「風俗エリア」の内部に限って売春を許可することになった。これまで買春には罰則がなく、売春行為が違法とされてきたが、大陪審が09年11月に違憲と判断。同保護法の修正期限が6日に迫っていた。エリアの外で売春を行うと、売買双方に3万台湾ドル(約7万8000円)の罰金を科すなど罰則規定を設けた。

反対派の議員や女性運動団体からは「本質的な意味の男女平等とは違う」「性風俗産業を排除するという目標に、全く近づいていない」と怒りの声が上がっている。女性運動家の1人は「売春婦を雇う男性が法律的に守られただけ。女性の地位向上を目指す闘いは、30年前に戻された」と落胆していた。

今後は、気になるニュースは海外の話題でも拾っていきたいと思います。

売春の合法化となると、正直なところ日本人には馴染みにくい話題だと感じますし、どうしてもデリケートな話になるので、なるべくライトに、かつ個人的な感想を綴ってみます。

私は売春の合法化には賛成です。
なぜならデメリットよりもメリットの方がハッキリ大きいと考えるからです。

もとより大きな声で反対意見を述べているのは、女性運動家や人権団体などと決まっており、一般的には「みな賛成じゃないの?」とすら思うのですがどうでしょうか。
ああ、あと我々にあまり声は聞こえてはきませんが、非合法であるが故に生まれる利益を良しとする方々も大いに反対でしょうね。

売春を国の管理下に置き成功している例としてドイツの話をよく耳にしますが、まあ性病の広がりを予防することが出来るとか、税金をキッチリ追えるとか、性犯罪を減少させるなどの一般論は、全部その通りだと思います。
そもそも合法化していようがいまいが売春がなくならないのは、今の日本を見てもわかることです。その場合の対価は非課税、性病は事実蔓延の一途を辿っていますし、規模が生まれれば地下組織化します。

そんな話とは別に、この業界に身を置いている以上いつも感じるのが、「この業界でなければ生きていけない女性」「この業界があったからこそ生きていられた女性」が少なからずいるということです。

これは売春の合法云々というよりは、むしろ文章中にあるような「性風俗産業の排除」というおせっかいな行動に対する反対意見なのですが、人の生き方というか選択肢を、さしたる理由もないエゴでいたずらに狭める権利は誰にもないのではないかと思うわけです。

風俗業界に足を踏み入れたことを「悪いことだ」「墜ちた」と言う人がいます。
確かにそれは一面的には納得の見方です。ただあくまで一面的なので、足を踏み入れた本人を含め、そう思いたい人が思っていれば良いことで、法律がそれを許していれば、その見方は誤ったものとも言えます。

何より我々業界関係者は、風俗業界があるからこそ、卒業して再チャレンジの機会を得た人、人として最低限満足のいく生活水準を保てている人がいるということを良く知っています。
いわば風俗業界自体が、様々事情がある人のセーフティネットになっていると。

風俗というラクな商売に逃げていると思ったら大間違いで、不景気で客がよりシビアになっている昨今、ラクをしようとしている女性なんかは稼げるはずもありません。
その辺の「適当に時間をつぶしていれば時給がもらえる」なんていう接客業よりも、よっぽど頭と身体を使って、客に対し最も近いところで、ゴマカシのきかないサービス業に従事しているわけです。

あんまり書くとどんどん深くなるので、このあたりで止めておきますが、まあ他人をダシにして権利がどうだと叫んでいるような方は、きっと親戚知人友人をたどっても風俗業界に従事している人間がいないような世間知らずでしょうから、そんな声は放っておいて構いません。

今回の台湾の結論も、より多くの人たちにとっての現実的な最適解として導き出したのでしょうし、それはきっと理にかなっていて喜ばしいことだと思います。

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