販売目的のわいせつ画像所持 携帯電話に保管で全国初摘発 -東京-

警視庁は、わいせつ画像所持の改正刑法を初適用し、27歳・販売員店員の女を逮捕しました。
取り上げていない風俗店の摘発事例がこのところ2~3あったのですが、少し話題になっている事件を先に取り上げます。

わいせつ画像所持で逮捕=販売目的で携帯電話に保管-改正刑法を初適用・警視庁

販売目的でわいせつな画像や動画を携帯電話に保管したとして、警視庁保安課などは15日までに、わいせつ電磁的記録販売目的所持容疑で、札幌市西区八軒1条東、衣料品店員小林亜衣容疑者(27)を現行犯逮捕した。

わいせつ画像の販売目的所持は、これまでDVDなど売り物の状態でなければ摘発できなかったが、14日施行の改正刑法は、販売目的で携帯電話やパソコンなどにファイルを保管することも処罰対象とした。改正刑法による摘発は全国初とみられる。

逮捕容疑は14日、インターネットの掲示板を通じてわいせつ画像や動画を販売する目的で、携帯電話のマイクロSDカード内にわいせつな写真ファイル3枚や動画5点を保管した疑い。

容疑となるのはあくまで販売目的で所持している場合ですが、まだ枯れていない男子であれば、わいせつ画像の1つや2つは当然もっているでしょうから、大半の方は「ちょっと待て」となったのではないでしょうか。
特に性的な方向でもパソコン活用率が高いと思しき某掲示板でも、ちょっとした騒ぎになっていたようです。

騒ぎの流れで、容疑者の年齢・氏名・職業から、あっという間に本人が特定されるに至っておりました。
もともと顔出しのスタッフブログを実名で更新していたことが今回アダとなってしまったようですが、自業自得とはいえちょっとこれは可哀相ですね。捕まった容疑があまりに悲しすぎます。

AVに出たというわけでもないのに、全国初の摘発事例だったこともあって大きく実名報道されていますし、周囲の近しい人間の耳には100%入りますから、今後「わいせつ」のレッテルにおびえて暮らしていかなくてはならないことが現時点で確定しているということです。
一般的な女性であれば実刑を受けるまでもなく重い社会的制裁ですし、今回ネットで特定されたことにより、どこに行っても詮索されることに怯えて暮らすというのは、20代の女性にはどれほど辛いことでしょうか。

などと言っていても仕方ないですし、突き詰めれば無知が招いたとはいえ法を犯した者の自己責任なので、われわれは先人の事例に学ばなければなりません。

恐らく今回の摘発事例は見せしめ的な意味合いがあるでしょうし、掲示板やネットオークションなどで販売先を探しているような行動の履歴が無ければ、突然「携帯見せろ」とはならないと思いますが、刃物と同様、いずれ単純所持でも疑いをかけられるケースなどが出てきてしまうのかもしれません。
そんなことをしたら取り締まる側の警察官も大抵引っかかるような気がしますが…

今、風俗店が気をつけなければならない事例は特に無いのではないかと思いますが、一応疑わしき行動は取らずに静観するのが吉かもしれません。
警察が「ここを摘発しよう」と思った時に、わざわざこちらから余計なしっぽを差し出して捕まえさせる必要はありません。

例えば利用ごとにポイントが貯まるなどのサービスをしているお店が、ポイントの特典として「在籍女性のちょっとHなプライベート画像」などとの触れ込みでプレゼントしている場合はどうなるのか、そのポイントを利用してサービス料金の値引きを受けられるのであれば現金同等物として考えられるからひとまず逮捕だ、などとならない保障があるのか、そもそも「わいせつ」って何だ、どこからがわいせつなんだ、等々…。

私は生憎と専門家ではないので現時点ではわかりませんが、捕まえるためには多少の「都合の良い解釈」が無いとも限りません。
いずれにせよ我々の業種にとって得なことはひとつもありませんが、せめてこちらから踏み外すことのないようには気をつけたいものです。

関連ニュース

コメントを残す

コメントを投稿するにはログインしてください。

ページTOPへ